ブックタイトルboard_catalogue_2015

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概要

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■床暖房用フローリング〈複合直貼タイプ〉●NewスリムエイトWIDE ●床暖さくらカラーコレクション(直貼タイプ)●コンタクト床暖直貼COLLECTION■下地条件◆床暖房用フローリング直貼りタイプは、床暖房用の発熱パネル上に接着剤を使用 して施工します。施工可能な発熱パネルのタイプとしては、硬質のパネルが適して いますが、コンクリートの中に温水パイプまたは発熱ヒーターを埋設したタイプに も施工可能です。発熱パネルを根太間に取り付けるタイプや小根太入り温水マット の上に施工する場合は、12㎜以上の合板を捨貼りして施工してください。◆発熱パネルは各メーカーの施工説明書に従って施工してください。◆発熱体と周辺の副資材(合板等)の段差が0.5㎜以下になるように調整してください。◆根太間または根太下には充分な断熱材を設置してください。コンクリートの中に熱 源を埋設するタイプでは、モルタルやコンクリートに金網を入れたり、仕切りを付け るなど、ヒビ割れ防止対策を施してください。ヒビ割れが起こると、隙間や盛り上が りの原因になります。■使用接着剤◆ウレタン樹脂接着剤(1液ウレタンタイプ)をご使用ください。 【推奨品/コニシ(株):KU-928R(もしくは同等品)】◆塗布後は40分以内に貼り合わせてください。(接着剤メーカーの施工説明書に従ってください。)◆塗布量の目安は、550~600g/㎡(約23㎡/15kg)です。◆接着剤が床材の表面に付着した場合は、直ちにウエスで拭き取ってください。◆室温が5℃以下の場合、接着性が低下しますので、室内および下地を暖める等の処 置をしてください。■施工手順◆施工24時間前に現場に納品して梱包を開け、現場の空気になじませてください。◆表面に天然木を使用しているため、色や木目に特有の変化があります。施工前に仮 並べをして、色・柄のバランスを確認していただくと仕上がりが更に美しくなります。◆床材が膨張し、突き上げが生じる恐れがあるため、壁面との間に3㎜程度の隙間を設けてください。またこれを隠すため、巾木を後付けしてください。◆フローリングと発熱パネルの配管方向は直交するように施工してください。◆下地確認後、接着剤を専用クシ目ゴテで下地に均一に塗布し絶対に足で蹴り込んだり、無理に叩き込んだりせず、長手方向のジョイント部どうしは軽くふれる程度に寄せ、短手方向のジョイント部は0.2㎜程度の隙間をあけて施工してください。 きつく寄せすぎると床鳴り、突き上げや波打ち現象の原因になります。◆基本的な貼り方は乱貼りになります。これ以外につきましてはご相談ください。■床暖房・一般用フローリング〈複合釘打タイプ〉●プレミアムグレイス ●ピュアナチュラル ●ワイルドスタンダード●ワイルドネイチャー ●床暖さくらカラーコレクション(釘打タイプ)■下地条件◆下地は根太表面をプレーナー仕上げした乾燥材を使用してください。生地を使用したり、下地材が湿気を含んでいると、床材の反りや突き上げの原因になります。 (コンクリート・モルタル下地の含水率は10%以下にしてください。)◆表面の木くずやホコリは充分に除去してください。◆床下換気口の位置と数は、建築基準法施工例に従ってください。床下の湿度が特に高い場合は、地盤全面に厚さ60㎜以上のコンクリートを打設、または厚さ0.1㎜以上の防湿フィルムを全面に敷き詰める等の防湿処理(防水フィルム等)を行ってください。◆釘打ちタイプの床暖房用フローリングは、根太間に床暖房用の発熱パネルを取り付けた後、根太上に施工しますが、接着剤との併用により、床暖房温水パネルの上にも施工することができます。◆発熱パネルは各メーカーの施工説明書に従って施工してください。◆発熱体と周辺の副資材(合板等)の段差が0.5㎜以下になるように調整してください。■使用接着剤◆ウレタン樹脂接着剤(1液ウレタンタイプ)をご使用ください。 【推奨品/コニシ(株):KU-928R(もしくは同等品)】◆塗布後は40分以内に貼り合わせてください。(接着剤メーカーの施工説明書に従ってください。)◆接着剤が床材の表面に付着した場合は、直ちにウエスで拭き取ってください。◆室温が5℃以下の場合、接着性が低下しますので、室内および下地を暖める等の処置をしてください。■施工手順◆施工24時間前に現場に納品して梱包を開け、現場の空気になじませてください。◆表面に天然木を使用しているため、色や木目に特有の変化があります。施工前に仮並べをして、色・柄のバランスを確認していただくと仕上がりが更に美しくなります。◆床材が膨張し、突き上げが生じる恐れがあるため、壁面との間に3㎜程度の隙間を設けてください。またこれを隠すため、巾木を後付けしてください。◆施工は接着剤・釘併用ですので、必ず上記推奨接着剤とスクリューネイルもしくはフロアーステイプル(38㎜以上)を使用してください。◆フローリングと発熱パネルの配管方向は直交するように施工してください。◆接着剤を小根太上に303㎜間隔で塗布してください。またフロアー短辺部分は必ず両方のフロアー裏面に接着剤を充分に付着するように塗布し絶対に足で蹴り込んだり、無理に叩き込んだりせず、長手方向のジョイント部どうしは軽くふれる程度に寄せ、短手方向のジョイント部は0.2㎜程度の隙間をあけてオス実部分に釘を打ち施工してください。 きつく寄せすぎると床鳴り、突き上げや波打ち現象の原因になります。◆釘を使用する際、発熱パネルの釘打ち位置に注意してください。パイプ位置に釘を打ち込むと漏水してトラブルの原因となります。164