ブックタイトルboard_catalogue_2016

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概要

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■床暖房用フローリング〈無垢釘打タイプ〉●パスポートゆかだん ●無垢バリューカラー(床暖房用)●パスポートゆかだんナイン(釘打タイプ)■商品特性無垢材のため、季節的要因やその他諸条件により、反り・突き上げ・スキ等が生じる可能性がございます。施工の際には以下の点に充分ご注意の上、施工してください。■下地条件◆下地は根太表面をプレーナー仕上げした乾燥材を使用してください。生地を使用 したり、下地材が湿気を含んでいると、床材の反りや突き上げの原因になります。  (コンクリート、モルタル下地の含水率は10%以下にしてください。)◆表面の木くずやホコリは充分に除去してください。◆床下換気口の位置と数は、建築基準法施工例に従ってください。床下の湿度が特 に高い場合は、地盤全面に厚さ60㎜以上のコンクリートを打設、または厚さ0.1 ㎜以上の防湿フィルムを全面に敷き詰める等防湿処理を行ってください。◆無垢材のため、乾湿により微妙な形状変化が起こる場合がありますので、下地には 捨て貼り(5.5㎜~12㎜厚の合板/※パスポートゆかだんナインは12㎜厚)をして、 根太位置を墨出ししてください。◆墨出しした位置に、釘打ちしてください。発熱パネルに釘を打ち込まないよう注意して ください。■使用接着剤◆ウレタン樹脂接着剤(一液ウレタンタイプ)をご使用下さい。 【推奨品/コニシ(株):KU-928R/同等品】◆塗布量の目安は、550~600g/㎡(約23㎡/15kg)です。◆接着剤は充分に撹拌し、30分以内に貼り合わせてください。(接着剤メーカーの施工説明書に従ってください。)◆接着剤が床材の表面に付着した場合は、直ちにウエスで拭き取ってください。◆室温が5℃以下の場合、接着性が低下しますので、室内および下地を暖める等の 処置をしてください。■施工手順◆施工24時間前に現場に納品して梱包を開け、現場の空気になじませてください。◆天然木を使用しているため、色や木目に特有の変化があります。施工前に仮並べ をして、色・柄のバランスを確認していただくと仕上がりが更に美しくなります。◆床材が膨張し、突き上げが生じる恐れがあるため、壁面との間に5~10㎜程度の隙間を設けてください。またこれを隠すため、巾木を後付けしてください。◆施工は接着剤・釘併用ですので、必ず上記推奨接着剤とスクリューネイルもしくはフロアーステイプル(38㎜以上/※パスポートゆかだんナインは32㎜以上)を使用してください。◆下地確認後、接着剤を専用クシ目ゴテで下地に均一に塗布し絶対に足で蹴り込んだり、無理に叩き込んだりせず、長手方向のジョイント部どうしは軽くふれる程度に寄せ、短手方向のジョイント部は0.2㎜程度の隙間をあけてオス実部分に釘を打ち施工してください。 きつく寄せすぎると床鳴り、突き上げや波打ち現象の原因になります。■床暖房用フローリング〈無垢直貼タイプ〉●パスポートゆかだん(直貼タイプ)●パスポートゆかだんナイン(直貼タイプ)■商品特性無垢材のため、季節的要因やその他諸条件により、反り・突き上げ・スキ等が生じる可能性がございます。施工の際には以下の点に充分ご注意の上、施工してください。■下地条件◆モルタル下地として含水率が10%以下である事を確認してください。打設後、夏 期で3週間、冬期で4週間が目安になります。乾燥が不充分な場合は接着不良や床 材の反りの原因になります。◆表面の木くずやホコリは充分に除去してください。◆不陸は1mあたり3㎜以内であることを確認してください。◆床暖房フローリング直貼タイプは、床暖房用の発熱パネル上に接着剤を使用して施工します。施工可能な発熱パネルのタイプとしては、硬質のパネルが適していますが、コンクリートの中に温水パイプまたは発熱ヒーターを埋設したタイプにも施工可能です。発熱パネルを根太間に取り付けるタイプや小根太入り温水マットの上に施工する場合は、12㎜以上の合板を捨貼りして施工してください。◆発熱パネルの各メーカーの施工説明書に従って施工してください。◆発熱体と周辺の副資材(合板等)の段差が0.5㎜以下になるように調整してください。◆根太間または、根太下には充分な断熱材を設置してください。コンクリート中に熱 源を埋設するタイプでは、モルタルやコンクリートに金網を入れたり、仕切りを付 けるなど、ヒビ割れ防止対策を施してください。ヒビ割れが起こると、隙間や盛り上 がりの原因になります。■使用接着剤◆エポキシ樹脂接着剤(2液混合タイプ)をご使用下さい。   【推奨品/コニシ(株):E-350R・アイカ工業(株):JB-63N(もしくは同等品)】◆主剤と硬化剤は30分以内に使用できる量を1:1に混ぜ、充分に撹拌してください。(接着剤メーカーの施工説明書に従ってください。)◆塗布量の目安は、550~600g/㎡(約30㎡/20kg)です。◆接着剤が床材の表面に付着した場合は、直ちにウエスで拭き取ってください。◆室温が5℃以下の場合、接着性が低下しますので、室内および下地を暖める等の処 置をしてください。■施工手順◆施工24時間前に現場に納品して梱包を開け、現場の空気になじませてください。◆天然木を使用しているため、色や木目に特有の変化があります。施工前に仮並べ をして、色・柄のバランスを確認していただくと仕上がりが更に美しくなります。◆床材が膨張し、突き上げが生じる恐れがあるため、壁面との間に5~10㎜程度の隙間を設けてください。またこれを隠すため、巾木を後付けしてください。◆下地確認後、接着剤を専用クシ目ゴテで下地に均一に塗布し絶対に足で蹴り込んだり、無理に叩き込んだりせず、長手ジョイント部どうしは密着させず名刺2枚程度すかせるような感じで寄せ、短手方向のジョイント部は0.2㎜程度隙間をあけて施工してください。 きつく寄せすぎると床鳴り、突き上げや波打ち現象の原因になります。◆基本的な貼り方は乱貼りとなります。これ以外につきましてはご相談ください。165