ブックタイトルboard_catalogue_2016

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概要

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■遮音タイプ●さくらカラーコレクション【防音タイプ】 ●ワイルド45■商品特性◆直貼防音床は防音性能を高めるために、裏側に特殊緩衝材を使用しております。 そのため一般のフロアーと比べると歩いた時に柔らかく沈むような感じがします。 これは防音性能を得るための構造上起こる現象です。◆直貼防音床の床鳴りの原因の一つとして、床材の継ぎ目部分がすれて音が発生す る事があります。これは木質床材が天然素材としての調湿機能が働き、伸び縮みが 生じることによって発生するものです。◆天然木を使用しているため、床材の継ぎ目のスキ、反り、突き上げまたは過湿状態 での表面の波打ち現象などが多少発生する場合があります。天然木特有の伸縮作 用によるものです。◆《ワイルド45の補足》古木の風合いを醸し出すために自然の節・入皮・割れ等やパ テ処理及び生産工程上において付いたキズ等を生かした商品となっております。 また表面にはブラッシング加工を施してあります。■下地条件◆モルタル下地として含水率が10%以下である事を確認してください。打設後、夏期で3週間、冬期で4週間が目安になります。乾燥が不充分な場合は接着不良や床材の反りの原因になります。◆表面の木くずやホコリは充分に除去してください。◆不陸は1mあたり3㎜以内であることを確認してください。 (石膏系のセルフレベラーは使用しないでください。接着不良の原因になります。)■使用接着剤◆ウレタン樹脂接着剤(1液ウレタンタイプ)をご使用ください。  【推奨品/コニシ(株):KU-928R(もしくは同等品)】◆塗布量の目安は、550~600g/㎡(約23㎡/15kg)です。◆塗布後は40分以内に貼り合わせてください。(接着剤メーカーの施工説明書に従ってください。)◆接着剤が床材の表面に付着した場合は、直ちにウエスで拭き取ってください。◆室温が5℃以下の場合、接着性が低下しますので、室内および下地を暖める等の処 置をしてください。167■際根太について◆開口部及び壁面では床材裏面の緩衝材をカッターで除去し、際根太で補強してく ださい。◆「際根太を使用する部位」・・・玄関框、床見切、掃出し、ドア沓摺り、サッシ、和室敷居 等、及び突き付け部には、必ず際根太を使用してください。際根太は接着剤でしっ かりと固定し、際根太に当たる床材裏面の緩衝材を際根太にあわせてカットしてか ら床材を接着剤で固定してください。際根太を使用しないと段差、隙間、床鳴り等 の原因となります。 ※床材の端部(サネ部分)が際根太から少し出てしまう場合(40㎜以下)、サネが  破損する可能性があるため際根太の巾を調整してお使いください。◆「際根太を任意で使用する部位」・・・壁際の巾木下の際根太の設置はお施主様、ゼ ネコン様、施工業者様で協議の上、仕様をお決めください。 ※際根太を入れる場合は、際根太を接着剤で固定し、伸縮吸収のため際根太上の  床材部分は固定しないでください。 ※際根太を入れた場合、家具等が傾く場合があります。 ※際根太を入れない場合、壁際を歩いたときや、家具等を置いたときに巾木の下  に隙間が生じます。■施工手順◆下地確認後、接着剤を専用クシ目ゴテで下地に均一に塗布し絶対に足で蹴り込ん だり、無理に叩き込んだりせず、長手方向のジョイント部どうしは軽くふれる程度に 寄せ、短手方向のジョイント部は0.2㎜程度の隙間をあけて施工してください。  きつく寄せすぎると床鳴り、突き上げや波打ち現象の原因になります。◆床材をできるだけ近くに置いて横ズラシをなるべく少なくし、接着剤が床材のジョ イント部分に溜まらないように施工してください。接着剤が溜まったまま硬化する と歩行感が悪化したり防音性能を低下させることがあります。◆基本的な貼り方は乱貼りになります。これ以外につきましてはご相談ください。