ブックタイトルboard_catalogue_2017

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概要

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168■施工前に◆製品の品番、数量に誤りが無いか、また損傷が無いかご確認ください。◆製品の保管には充分ご注意ください。雨ざらし、直射日光の当たる場所は避けてください。また、立てかけたりせず、室内の平滑な場所に保管してください。その際直接床面には置かないでください。◆製品に極端な不具合がありましたら、お手数をおかけいたしますが施工前にお買い求め店、または当社までお申し出ください。施工後のお申し出には応じかねます。■下地条件◆床下の換気を充分に行えるように、換気口を設けてください。床下換気口の位置と数は建築基準法施行令に従ってください。◆下地は根太表面をプレーナー仕上げした乾燥材(含水率14%程度)を使用してください。生木を使用したり、下地材が湿気を含んでいると、床材の反り、隙、突き上げの原因になります。(コンクリート、モルタル下地の含水率は10%以下にしてください。)◆地形や地質による下地からの水分(湿気)には充分ご配慮ください。多湿な場所への施工は床下の防湿処理を充分に行ってください。◆凸凹、段差は下地補修剤にて修正し、不陸は1mあたり3㎜以内であることを確認してください。(石膏系のセルフレベラーは使用しないでください。接着不良の原因となります。)◆必ず12㎜以上の合板(含水率14%以下)を捨貼りしてください。この場合、床鳴り、目違いが無いように注意してください。◆施工面に木クズやホコリ、油・水分等がある場合には充分に除去、清掃してください。接着不良の原因となります。■接着剤◆ウレタン樹脂接着剤(1液ウレタンタイプ)を必ずご使用ください。推奨接着剤以外をご使用になりますと、床鳴りや接着不良などの原因となります。  【推奨品/コニシ(株):KU-928R(もしくは同等品)】◆塗布量、作業温度範囲、オープンタイム、貼り付け可能時間については各接着剤メーカーの施工説明書に従ってください。■施工手順◆天然木を使用しているため、色や木目に特有の違いがあります。施工前に必ず仮並べをして、色・柄のバランスをご確認していただくと仕上がりが更に美しくなります。◆万が一、床材表面に損傷や塗装の不良等がございましたら、お手数をおかけいたしますが施工前にお買い求め店、または当社までお申し出ください。施工後のお申し出には応じかねます。◆床材が膨張し、突き上げが生じる恐れがあるため、壁面との間に8~10㎜程度隙間をあけてください。またこれを隠すため巾木を後付けしてください。◆施工は接着剤・釘併用ですので、必ず推奨接着剤とフロアーネイル(38㎜以上)またはフロアーステープル(38㎜以上)を使用してください。尚、釘打ち角度は45度前後としてください。フィニッシュネイル、ブラッドネイル(針釘)、通常の釘類は使用しないでください。◆下地確認後、接着剤を専用クシ目ゴテで下地全面に塗布し、施工の際は絶対に足で蹴り込んだり、無理に叩き込んだりしないでください。長手方向は200~250㎜ピッチでメス実の凹部に釘を打ち施工してください。その際、釘の頭が出ないようにしっかりと打ち込んでください。短手方向の実には釘を打つ必要はありません。◆長手方向、短手方向ともにフロアをはめ込んだ際には、木口面をあて木等で軽く叩いてきちんと実をはめ込んでください。◆接着剤が床材の表面に付着した場合は、直ちにウエスで拭き取ってください。◆基本的な貼り方は乱貼りになります。これ以外につきましてはご相談ください。■養生◆施工後は傷や汚れ、紫外線による変色、石膏ボードの粉の入り込みなどから表面を守るため、隙間なく養生シート・養生ボードで養生してください。◆表面の木クズやホコリは充分に除去して、床面全体を覆い隠してください。露出している箇所がありますと、直射日光や紫外線等によって変色し、覆い隠している部分との色違いが生じます。◆養生には必ず弱粘性の床用養生テープを使用してください。 (日東電工(株)No.395N同等品) 塗膜・単板剥がれの原因になりますので、1週間以上のご使用は避けてください。止むを得ずそれ以上の期間使用する場合は、マスキングテープを貼りその上に養生テープを貼ってください。◆養生テープを剥がす際には、床材表面の塗膜を損傷する恐れがありますので、ゆっくりと剥がしてください。◆養生テープは粘着剤を使用しているため、テープの上に重量物を載せたり、繰り返し歩行した場合には、粘着力が強くなることがありますのでご注意ください。■メンテナンス◆メンテナンスについては176ページをご参照ください。■ノルディック