上貼りフローリングで失敗しないためのポイントと
薄型床材の選び方
「上貼り(うわばり)フローリング」とは、既存のフローリングを剥がさず、その上から新しい床材を重ねて張るリフォーム工法のことです。「重ね張り」や「レイヤー工法」とも呼ばれます。
上貼り工法の大きなメリットは「コスト」と「時間」の削減です。
廃材処分コストを大幅に削減できるので、施工費を抑えられるうえ、工事もスピーディーに進みます。
住みながらのリフォームも可能なので、近年のリフォームで急速に需要が高まっている施工方法です。


上貼り工法にはデメリットもあります。
それは、新しい床材の厚み分だけ床高(ゆかだか)が上がることです。
特に、一般的な12mm厚のフローリングを上貼り施工すると、廊下や敷居との間に段差が生じたり、ドアの下部が床に擦れて開閉できなくなったりする可能性があります。
そのため、上貼りには厚みを抑えたリフォーム専用の薄型フローリングを選ぶ必要があります。
上貼りリフォームを行う際は、上貼り特有の注意点を事前に確認しておく必要があります。
特に以下の3点は、施工後のトラブルを防ぐために必ずチェックしましょう。
段差対策
既存の床の上に重ねるため、どうしても数ミリの段差が生じます。
対策として、厚さ6.5mm以下の薄型床材を使用しましょう。
それでも生じる段差には、端部をスロープ状にする「見切り材」を設置することで、つまずきを防止し、バリアフリーに配慮した仕上がりになります。


下地の確認
上貼りは「今の床がしっかりしていること」が前提です。歩くと大きく床が沈む、ギシギシと激しいきしみ音がする場合、下地に腐食などの問題が起こっている可能性があります。その場合は上貼りではなく、下地補修を含めた「張り替え」が必要です。
床暖房があるかどうか
床暖房の上に上貼りする場合、「床暖房対応」の床材を選ぶ必要があります。
非対応の床材を使うと、熱によるひび割れや隙間など、施工後に問題が起こる原因となります。

当社のリフォーム用フローリング「スリムウッド床暖」は、上貼り工法に特化して作られた薄型フローリングです。
01 6.5mmの薄型設計
厚さはわずか6.5mm。一般的なフローリング(12~15mm)の約半分の薄さです。
これにより、既存のドアやクローゼットの開閉に干渉しにくく、
廊下との段差も最小限に抑えられます。


02 床暖房に対応
従来の、床暖房がある空間のリフォームは床材を撤去して新たにフローリングを貼る手間が必要でしたが、「スリムウッド床暖」なら既存床のうえにそのまま上貼りリフォームが可能。これにより工期短縮とコスト削減を同時に実現します。
03 1mm厚の単板が叶える、リアルな質感
表面にはプリントシートではなく、天然木をスライスした「厚単板(1mm)」を使用しています。
薄型フローリングにありがちな安っぽさがなく、
無垢材のような足触りと、木本来の自然な質感を楽しめるのが最大の魅力です。

商品ラインナップ
SLY-01(オーク)
サイズ:6.5×120×909㎜
SLY-02(タモ)
サイズ:6.5×120×909㎜
SLY-03(アメリカンチェリー)
サイズ:6.5×120×909㎜
SLY-04(ウォールナット)
サイズ:6.5×120×909㎜
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「住みながら、手軽に部屋をきれいにしたい」
上貼りリフォームの理由として最も多いのは、経年劣化で傷や汚れが目立つフローリングの刷新です。
上貼りすることで、家具移動の負担も少なく済むので、短期間、低コストで生活空間を一新できます。


「既存のクッションフロアからグレードアップしたい」
既存床が「クッションフロア」の場合でも、下地が安定していれば上貼りで高級感のあるフローリングへのグレードアップが可能です。
「床暖房が入っているが、床を変えたい」
「スリムウッド床暖」の施工において最も推奨されるのが「床暖房が入っている住宅」です。
既存の床を剥がすリフォームは、コストが高くなるうえ、床暖房パネルを破損させるリスクなどもあります。
床暖房のある住宅の床張り替えにおいては、低コストかつ低リスクで済む上貼り工法がベストな選択肢となります。

フローリングの上貼り(上張り)とは何ですか?
既存の床を撤去せず、その上から薄いフローリング材を重ねて施工する方法です。解体工事が不要なため工期を短縮しやすく、改修中の騒音や廃材を抑えられる点が特徴です。下地の状態確認が重要になります。
フローリングを上貼りするメリットは何ですか?
床を剥がさないため、工事期間を短くでき、廃材処分も最小限に抑えられます。施設改修や在宅中の住宅工事でも施工しやすく、薄型材を選べば段差を抑えた改修が可能です。
フローリング上貼りのデメリットはありますか?
床の厚みが増すため、出入口や扉との干渉が生じる場合があります。また、既存床の劣化や湿気、きしみがある場合は根本解決にならないため、事前の下地確認が不可欠です。
上貼りが向いていないケースはありますか?
下地に腐食や大きな沈み、強い床鳴りがある場合は上貼りに不向きです。これらを覆ってしまうと不具合が進行する恐れがあります。その場合は、床を撤去して補修する方法が適しています。
上貼り工事の費用はどのように考えればよいですか?
使用する床材や施工範囲、下地の状態により費用は大きく変わります。正確な判断には現地確認が必要なため、お手数ですが施工会社様へお問合せください。
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