天然木化粧合板とは?
突板との違いや不燃仕様・デメリットを解説
天然木化粧合板とは
天然木化粧合板とは、合板などの基材に、天然木を薄くスライスした「突板(つきいた)」や「挽板(ひきいた)」を貼り合わせたものです。
「突板」との違い
突板はあくまで「表面に貼る薄いシート状の木材」を指し、それを合板に貼り付けた製品が「天然木化粧合板」です。
天然木化粧合板 商品ラインナップ
天然木化粧合板は意匠性、安定性、コストパフォーマンスに優れる一方、
経年による変色や個体差があるというデメリットもあります。
メリット
意匠性
無垢材のような重厚感と自然な木のぬくもりを演出できる。
安定性
合板が基材のため、無垢材に比べて「反り・割れ・ねじれ」のリスクが低い。
コストパフォーマンス
希少な樹種(チーク、ウォールナット等)でも、無垢材より安価に提供可能です。
デメリット
経年による変色
天然木の特性として、紫外線や酸素に触れることで色が変化します。
個体差がある
天然木のため、同じ樹種でも色・木目にバラつきが出ます。「カタログやサンプルと全く同じものを揃えたい」という均一性を求めるデザインには向きません。
商業施設や公共施設などの空間では、建築基準法などにより「内装制限」への対応が不可欠です。
内装制限とは?
建築基準法に基づいて、店舗や施設など内装制限のある場所では、木の仕上げ材に防火性能が求められます。
火災時の安全を確保するため、建築基準法第35条の2では、特殊建築物や階数が3以上の建築物、延べ面積が1,000平方メートルを超える建築物などにおいて、「壁及び天井(天井のない場合においては、屋根)の室内に面する部分の仕上げを防火上支障がないようにしなければならない」と定められています。
内装制限に対応した「不燃」の天然木化粧板
「ウッドペッカー不燃シリーズ」は、表面に天然木突板を使用し、6mmの不燃基材と貼り合わせた総厚6.2mmの不燃の天然木化粧板です。
国土交通大臣認定の「不燃認定」を取得しており、商業施設、ホテル、オフィス、公共施設など、内装制限のある空間でも使用できます。

ウッドペッカー不燃シリーズ 3つの特徴
無垢の不燃材では注入が難しかったナラやウォールナットなどの「広葉樹」を含め、数十種類もの樹種に対応可能です。
また、アンティーク、ラスティック(傷加工)、ヘリンボーン、有孔パネル、ルーバーなど計100品番以上の豊富なバリエーションを展開し、設計士様やデザイナー様の細やかなこだわりに応えます。
国土交通大臣認定の不燃認定を取得しながら、無垢材の不燃羽目板と比較し、価格をおおよそ2分の1から3分の1程度に抑えることができます。
さらに、釘を使用せず「接着剤と両面テープのみ」でキッチンパネルと同様の要領で施工できるため、職人の手間と工期を大幅に軽減します。
カタログ掲載外のサイズや色味変更はもちろん、地域産材(県産材)の対応も可能です。
すべて安心の国内生産(国産品)であり、約2〜4週間程度で出荷(※)という短納期で全国への配送を実現しています。
※品番・時期・数量により、さらにかかる場合もあります。
商品ラインナップ
ウッドペッカー不燃パネルLサイズ
より大胆に、より自由に。ウッドペッカー不燃シリーズに新たな選択肢「Lサイズ」が登場しました。
【樹種】タモ、スギ、セン、シラカシ他計10樹種
【サイズ】6.2×1,210×2,420㎜
ウッドペッカー不燃ヘリンボーン
ヘリンボーン柄のパネルタイプの不燃材です。
壁・天井にご利用頂けます。
【樹種】ナラ(節有)・スギ・ウォールナット計7樹種
【サイズ】6.2×145/225×1,820mm
お客様の声
「プリントの化粧板や木目調シートと比較して、やはり天然木の壁は質感が圧倒的に優れている。」
「価格も想定より高くなく、シート材と大きな差がなかったため導入しやすかったです。」
「細かいサイズ変更や特注色など、現場のニーズに合わせたカスタマイズに柔軟に対応してもらえた。」
天然木化粧合板の一般的な厚みはどのくらいですか?
一般的には数mm~30mmと幅広いですが、当社ではレギュラー品として2.6mm~6.2mmまでご用意しております。用途や下地の状況により最適な厚みが異なるため、設計意図や現場の条件に合わせた最適な仕様をご提案させていただきます。
天然木化粧合板を採用するメリットは無垢材と比べて何ですか?
天然木特有の美しい意匠性を保ちつつ、無垢材に比べ「反り・割れ・ねじれ」といった寸法変化のリスクを大幅に抑えられる点です。また、希少な樹種でもコストを抑えて提供できる高いコストパフォーマンスも魅力の1つです。
内装制限がある商業施設やホテルでも使用可能ですか?
はい、可能です。当社の天然木不燃化粧板は、天然木の突板と不燃基材を組み合わせ、国土交通大臣の不燃認定を取得しています。オフィスやホテル、公共施設といった内装制限が厳しい空間でも、天然木の温もりを活かした演出が実現できます。詳細な認定番号や仕様書が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。
天然木ならではの色の変化やバラつきはありますか?
表面に本物の木を使用するため、同じ樹種でも一枚ごとに色味や木目が異なる「個体差」が生じます。また、経年変化による色の深まりも天然木ならではの魅力です。均一なプリントシートにはない自然素材特有の表情をお楽しみいただけます。
特注サイズやカタログにない樹種での製作は可能ですか?
当社は柔軟な特注対応を強みとしています。樹種や色味の変更や、表面加工、特殊サイズの指定も承っております。
導入にかかる費用や見積もりについて教えてください。
当社は建材メーカーのため、施工費を含む具体的な金額については、施工会社様を通じてお見積りをご依頼ください。
